そんな人に1から具体的に解説します。
何をどうすればいいのか分からない人にも1から解説していくよ。
お金を貯金するための当たり前すぎる大原則
お金を貯めるには、まず貯める分のお金を作る必要があります。
「貯める分のお金=貯金」を作るには、以下の式となります。
<計算式>
収入 ー 支出 = 貯金
つまり、毎月使うお金より毎月受け取るお金のほうが多ければ貯金を作ることができます。
どんな貯金方法を選択したとしても、上記の式は絶対条件となりますので忘れないようにしてください。
貯金額を増やすためには、①収入を増やす、②支出を減らす、または①②の両方を行う必要があります。
収入を増やすには、本業の給料を上げる、副業を始める等の残念ながらすぐに成果が出ない場合が多いです。
支出を減らすには、通信費を下げる、無駄な保険の解約、家賃の安い家に引っ越す等すぐに成果が出る場合が多いです。
支出を減らすことは、誰でも出来て誰でも同じだけの成果がすぐに出ます。
なので、まずは支出を減らすことから始めよう。
なぜお金が貯まらないのか? お金が貯まらない人の特徴
収入より支出が多いから
お金が貯まらないのは、単純なことで収入より支出のほうが多いからです。
「そんなこと当たり前だよ」と思われると思いますが、貯まらない人は自分でも知らないうちに支出が収入より増えていることが多いです。
一度自分の支出を見直しましょう。
貯まらない人の特徴
お金を貯まらない人は、以下に当てはまることが多いです。
支出を把握していない
毎月の支出をきっちり把握していますか?
支出が多い人は、自分が何にお金を使ったのか意識できていない場合が多いです。
また、使っていないクレジットカードの会費やサブスクリプションの月額費が引かれていることもあります。
貯金する前にまずは支出をきっちり把握しましょう。
無駄な浪費が多い
浪費とは、生活に必要のない出費のことです。
毎月の洋服代、旅行代、ギャンブル、ゲーム課金等、生活に関係ない出費はすべて浪費となります。
お金が貯まらない人は、自分が欲しいと思ったものすべてにお金を使ってしまいます。
それでは、いくらお金があっても足りません。
お金を使う前に一度立ち止まって、本当に欲しい・必要だと思ったものだけにしましょう。
目標が明確でない
人は弱い生き物なので、明確な目標がないといずれ挫折してしまいます。
貯金でも同じことで、目標がないと「ちょっとくらい良いか・・・」とせっかく貯めたお金に手を付けてしまいます。
「生活防衛資金を貯める」「結婚資金のため100万」「マイホームの頭金を貯める」と目標を立てて取り組めば続けやすくなります。
お金を貯めるための具体的な方法
ここからは、お金を貯めるための具体的な手順をご紹介します。
1.目標金額を設定する
まずは、お金を何のために貯めるのか目標と達成するための金額を決めましょう。
老後のためなのか、マイホームを買うためなのか、教育資金のためなのか等、貯金しようと思ったきっかけがあると思います。
中には、「なんとなくお金はいっぱい貯めておいたほうがいい気がする。」というような漠然としたイメージしかない人もいると思いますが、そう思ったきっかけがあるはずなのでこの機会に一度考えて見てください。
どうしても、思いつかないという人は、まずは生活防衛資金を貯めることをおすすめします。
生活防衛資金とは、退職等で完全に収入がなくなったり、急な出費が必要な時に使うお金です。
貯めたらこのお金は基本的に一切手を付けません。
手を付けるタイミングは、収入が一切なくなった、治療のために急にまとまったお金が必要になった等、不足の自体があったときです。
生活防衛資金の金額は人それぞれですが、以下を参考にしてみてください。
毎月の生活費が少なければ少ないほど、生活防衛資金も少なくなるよ。
生活防衛資金が多いと感じる人は、毎月の生活費が高すぎるのかも。
2.一か月分の生活費を把握する
目標金額が決まったら、1か月分の生活費を把握しましょう。
ポイントは、雑費・用途不明等の大きい枠の項目を使わないこと。
大きい枠の項目は、迷ったら何でも入れられてしまうので、正確な生活費の把握ができなくなります。
もし、どの項目に入れていいのか分からない場合は、どこにも属さずそれ単品の項目としましょう。
生活費を把握するなら、マネーフォワードを使うのがおすすめです。
マネーフォワードなら収支を自動で記録してくれるので手間がかかりません。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
3.無駄な支出を減らす
支出の把握ができたら、無駄にかかりすぎている出費がないか確認しましょう。
ポイントは、金額が大きい支出から見直していくことです。
通信費、車、保険料等の固定費が減らせればかなりの成果が期待できます。
4.収入を増やす
支出を減らすことは、貯金をするうえで1番重要のことです。
しかし、残念ながら限界もあります。
さらに貯金を増やしたい場合は、給料アップのために資格を取ったり、副業で収入を増やす必要があります。
副業について、以下の記事に詳しく書いてありますのでご覧ください
支出を減らすだけでは、貯金額も頭打ちになってしまう。
貯金額を増やすためには、収入を増やすことも重要だ。
貯金を継続させる方法
いざ貯金を始めても続けられなければ意味がありません。
ここでは、継続させる方法をいくつかご紹介します。
最初は可能な限りガッツリ取り組んで成功体験を得る
勉強は「コツコツ」とやるのが一般的ですが、貯金に関しては最初からガッツリやることをおススメします。
なぜなら勉強とは違い、貯金はやったらやった分だけ、すぐに成果が得られるからです。
最初から可能な限りガッツリやって早めに成功体験を得られれば、そのあとも継続しやすくなります。
手間がかかる節約はしない
手間がかかる節約とは、「毎日隣町の安いスーパーで買い物する」「掃除機を使わないで、ほうきで掃除する」等の時間と手間がかかる割に効果が薄い節約のことです。
そんな手間がかかる節約は絶対に続かないのでやる必要はありません。
反対に「スマホをキャリアから格安SIMにする」「安い家賃の家に引っ越す」等の手間はかかるけど効果が大きいものは積極的に行いましょう。
生きがいは、出来るだけ限り削らない
支出を減らすうえで、自分の生きがいは出来るだけ削らないようにしましょう。
生きがいまで削ってしまうとそれがストレスとなり、続けることが出来ません。
しかし、何でもかんでも生きがいだからとお金を使っているとお金は貯まりません。
しっかり自分の本当の生きがいを理解し、使うべき場所と引き締めておく場所を見極めましょう。
収入の一部を「なかったこと貯金する」
どうしてもお金を使ってしまう人は、収入の一部を初めからなかったことにして、収入の1割を貯金しましょう。
例えば、収入が月20万の人は1割の2万を先に貯金に回してしまい、残った18万で生活すれば勝手にお金は貯まっていきます。
<月20万の例>
20万 × 1割(10%)= 2万 ←貯金額
20万 ー 2万 = 18万 ←生活費
まとめ:QOLが下がらない範囲で全力で支出を減らす
必要のないところまで支出を減らしてしまうと、生活がしにくくなってしまいます。
そうならないため、自分は何が好きでこれから何をしていきたいのかじっくり考えてみてください。
そのうえで無駄な支出を減らし、豊かな生活を送れるようにしましょう。
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