ゲームに適している有線イヤホンやヘッドホン、そしてワイヤレスヘッドホンはいくつも発売されています。
しかしワイヤレスイヤホンとなると話は変わり、発売されている製品の数は一気に激減します。
中には性能が怪しい製品も含まれるので、その数はさらに減ることでしょう。
そんな中見つけたのが、「Anker Soundcore VR P10」です。
モバイルバッテリーやスマホ周辺機器などで有名なAnkerから発売されたゲーム向けのワイヤレスイヤホンで、その遅延はたった30msとうたわれています。
数値だと分かりにくいですが、つまり、人間の耳だと遅延が分からないくらい高性能ということです。
以下に参考になる記事があるので、気になる方はご覧ください。(外部サイト)
>>iPadでYouTubeとゲーム、本当にワイヤレスイヤホンは遅延で使えないのか検証してみた
今回そんな「Anker Soundcore VR P10」を入手したのでレビューしていきます。
Anker Soundcore VR P10の仕様
Anker Soundcore VR P10の仕様表は、以下のとおりです。
サイズ | 約55 x 65 x 30mm |
重さ | イヤホン本体 片耳:約5g イヤホン本体 + 充電ケース:約63g |
防水規格 | IPX4 |
通信規格 | Bluetooth 5.2 USB-Cドングル |
Bluetoothプロファイル | A2DP AVRCP HFP |
対応コーデック | AAC SBC LC3 (USB-C ドングル接続時のみ) |
再生可能時間 | イヤホン本体のみ:最大6時間 充電ケース使用時:最大24時間 |
充電時間 | イヤホン:約1.5時間 充電ケース:約2時間 |
充電端子 | USB Type-C |
遅延 | 30ms (USB-C ドングル接続時のみ) |
付属品はイヤーピース、充電ケーブル、USB-Cドングル、説明書。
必要なものは一通り同梱されています。
Anker Soundcore VR P10のデザイン
それでは中身を見ていきます。
Ankerらしい白い箱。
開けると本体が入っています。
本体ケースは、想像より小さめ。
また薄いので、これにどうやってイヤホンが入っているのか気になるところ。
下側に充電端子(USB-C)があるので自立して立たせることはできません。
本体ケースを開けたらワイヤレスイヤホンが収納されています。
ワイヤレスイヤホン本体は、ケースに収納されているというより、台座に安置されているように感じます。
ワイヤレスイヤホン本体は、標準的ないワイヤレスイヤホンの形をしています。
ただ耳に引っかかる楕円部分が少々大きいので、使用していたらすぐに耳が痛くなりそう・・・。
遅延が少ないUSB-Cドングルは、充電ケースに収納できるので、持ち運ぶ際に無くす心配はなさそう。
もちろんこのままワイヤレスイヤホンも収納できます。
Anker Soundcore VR P10の音質・定位感
Anker Soundcore VR P10を使用してみての音質・定位感についてレビューします。
なお、完全に私の主観になりますので、ご了承ください
音質
特別に良い音というわけではない印象。
と言っても、音が悪いというわけではなく、イヤホンでよく耳にする音質です。
超低遅延ワイヤレスイヤホンを実現している製品で、この音質を実現していることはすごいと思います。
定位感
FPSゲームなどで重要になる定位感ですが、違和感なく方向と距離を把握できていた感じます。
そしてある程度相手が遠くても方向・距離を聞き分けられるので、ゲームようにしっかり適していると思います。
Anker Soundcore VR P10は遅延を感じない
付属のUSB-Cドングルを使用したときに限ってですが、音の遅延は全く感じませんでした。
これならFPSや音ゲーなどの音が重要になるゲームでも問題なく使用できそう。
なおBluetooth接続の場合は、ガッツリ遅延を感じます。
なのでゲームや動画にはあまり適していないでしょう。
Anker Soundcore VR P10はノイズキャンセリング非搭載
ノイズキャンセリング機能はワイヤレスイヤホンだと付いていることが多いですが、残念ながら「Anker Soundcore VR P10」は非搭載です。
機能性と価格を考えると、ノイズキャンセリング搭載は難しいのかもしれません。
なので騒音が激しい環境では、外の雑音が入ってくるので注意が必要です。
まとめ|Anker Soundcore VR P10は万能なワイヤレスイヤホン
総じて「Anker Soundcore VR P10」はゲーム向けワイヤレスイヤホンとしては、低価格で低遅延を実現している良い製品です。
強いていうなら、完全に個人的主観になりますが、耳に入る楕円部分がもっと小さければ、耳が痛くなりにくくなるので、なお良かったと思います。
性能面においては不満はないので、かなり満足できる仕上がりになっていると感じました。
ゲーム向けワイヤレスイヤホンを探している方は、一度検討してみてください。
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