電動歯ブラシっていくつも種類があって迷いませんか。
私はかなり迷って、いろいろな電動歯ブラシを調べた結果、「オーラルB iO3S」を見つけて購入することに決めました。
数ある電動歯ブラシの中でも、機能と値段のバランスが良く、ブラシが左右に回転しているため、磨いてる感が出ることもとても良かったです。
この記事では、そんな「オーラルB iO3S」をレビューしていきます。
ブラウン「オーラルB iO3S」と他シリーズとの違い
オーラルBのiOシリーズは、他にいくつも種類が発売されています。
他シリーズとの主な違いは、以下の表のとおり。
オーラルB by ブラウン 公式サイト:iO3 | 電動歯ブラシ【ブラウンオーラルB】より引用
※分かりやすくするために、元画像から別途赤枠で囲っております。
シリーズの中では、最下位のモデルです。
しかし他社製品と比較したとき、iOシリーズを選ぶうえでメリットとなる機能については、全て網羅されています。
- 丸形回転
- 遠心マイクロモーション
- 押しつけ防止センサー
- リニアマグネティックシステム
そのため、ただ最下位の廉価版モデルというわけではなく、必要な機能を必要最低限まで削って洗練されたモデルとなります。
オーラルB iO3Sの仕様
オーラルB iO3Sの仕様は、以下のとおり。
電源方式 | 充電式 |
充電時間 | 16時間 |
定格 | AC100~110V/50=60Hz/0.9W |
寸法 | W30 × D30 × H183mm |
質量 | 127g |
付属品 | アルティメットクリーン(ブラシ) 1個 充電器 1個 |
搭載モード(ブラッシングモード) | DAILY CLEAN(標準クリーンモード) SENSITIVE(やわらかクリーンモード) |
その他機能 | スマート押し付け防止センサー |
電動歯ブラシで必要な機能は、全て網羅しています。
また細かいことですが、「オーラルB iO3」(Sなし)と「オーラルB iO3S」(Sあり)とは別物です。
オーラルB iO3(Sなし)は、搭載モードにWHITEN(ホワイトニングモード)が追加されます。
今回購入したオーラルB iO3S(Sあり)は、WHITEN(ホワイトニングモード)がありません。
オーラルB iO3Sのデザイン
白と青をベースとした歯ブラシカラーのパッケージ。
歯石除去力は99.7%とのことです。
内容物は、説明書と本体群というシンプルさ。
付属品をほとんど使わない私としては、この無駄のなさが好印象。
使うときは電源マークを押せば動き出します。
下の部分は「モードボタン」と「ブラシヘッド交換リマインダー」を兼用しています。
押すと振動方法が変わり、ブラシ交換のタイミングでは黄色に点灯して教えてくれます。
それを参考に3か月目安でブラシ交換するのが良いみたいです。
本体上部のブラシヘッドを装着する部分に、黒い磁石が搭載されています。
これが装着されたブラシヘッドを高速で振動させます。
これを「リニアマグネティックシステム™」と言い、リニアモーターカーと同じ原理で動いているようです。
付属する充電器は、よく見る馴染みある形をしています。
充電するときは、電動歯ブラシを突起部部に差し込みます。
差し込む向きは固定です。
雑に適当に差し込むことはできません。
オーラルB iO3Sの使い方
オーラルB iO3Sの使い方と特徴です。
ボタンはオン・オフとモード切り替えの2つだけ
ボタンは電源ボタンとモードボタンの2つで、使うときには電源ボタンを押して、振動を変えたいときはモードボタンを押します。
直観的に操作できるので迷うことはありません。
歯ブラシの押し圧が色で分かる
使うときに歯に押し付けすぎないよう、押し付け防止センサー搭載されています。
押し付け具合によって、本体上部のライトリングが「赤」「緑」「白(透明)」で教えてくれるので、歯を傷つけることを防ぐことができます。
- 赤・・・・・・ブラシ圧:強
- 緑・・・・・・ブラシ圧:適切
- 白・・・・・・ブラシ圧:低/初期状態
使うときは緑に合わせて使いましょう。
現在のモードがわからない
ボタンひとつでモードを切り替えることができますが、残念ながら現在どのモードなのかは目視で判別できません。
ボタンを押せば振動が変わるので、モードが切り替わっていることは確認できますが、今どのモードで磨いているのかは分かりません。
この分からない状態であることは、気になる方とってはとても気になるかなと思います。
困ったら説明書に書いてある
説明書は全て日本語で書かれているので、困ったら見れば書いてあります。
また正しいブラッシング方法も書かれているので、電動歯ブラシを初めて使う方でも迷いません。
オーラルB iO3Sの公式替えブラシは4種類
オーラルB iO3Sを含めたiOシリーズの公式替えブラシは4種類あります。
- アルティメイトクリーン・・・歯石除去。硬めのブラシ。
- ジェントルケア・・・・・・・歯ぐきケア。上記より柔らかめのブラシ。
- ラディアントホワイト・・・・ホワイトニング。ブラシにゴム付き。
- ターゲットクリーン・・・・・ピンポイント磨き。歯間や届きにくい箇所向け。
そのうち「③ラディアントホワイト」「④ターゲットクリーン」は特殊なブラシなので、通常は「①アルティメイトクリーン」「②ジェントルケア」を選べば良いでしょう。
オーラルB iO3Sには「①アルティメイトクリーン」が付属しています。
アルティメイトクリーン
主な特徴は
- iOのためのブラシヘッド。遠心マイクロモーションに対応。
- パーフェクトな角度。研究しつくされた「16度」のブラシで歯石を逃さない。
- タフト・イン・タフト毛束。短い毛束に長い毛束が包み込まれた二重構造。
- 歯にフィットする丸型。オーラルBの代名詞である形。
硬さは、少し硬め。
ブラシが馴染むまで、はじめは少し痛いかもしれません。
iO3Sでは、1個標準で付いてきます。
ジェントルケア
主な特徴は
- iOのためのブラシヘッド。遠心マイクロモーションに対応。
- 4000本の密集毛束。4000本の毛束が歯ぐきのキワにフィット。
- 2種類の凹凸毛。外側の毛と内側の毛で歯ぐきと歯間まで磨き上げる。
- 歯にフィットする丸型。オーラルBの代名詞である形。
硬さは、アルティメイトクリーンより柔らかめ。
柔らかめのブラシが良い人は、こちらがおすすめ。
ラディアントホワイト
主な特徴は
- iOのためのブラシヘッド。遠心マイクロモーションに対応。
- 独自のラバー素材でステインを除去。
- 16度に傾斜したブラシが届きにくい歯間まで歯垢を除去。
- 歯ぐきにやさしい毛先丸形加工。
なんといってもブラシにラバー素材が使われていることが特徴でしょう。
ホワイトニングをメインにブラッシングしたい場合におすすめ。
ターゲットクリーン
主な特徴は
- iOのためのブラシヘッド。遠心マイクロモーションに対応。
- 高密度の毛先が歯垢を逃さない。
- 歯間や届きにくい箇所に入り込む。
- 歯科矯正時やインプラントにも。
歯間ブラシ用の替えブラシになっています。
歯間のブラッシングもオーラルB iO3Sだけで完結することができます。
オーラルB iO3Sの他に種類があるが結局どれがいいのか
上位機種が存在するため、どれを選べば良いか分からない方もいると思いますが、こだわりたい機能がないなら、断然「iO3S」をおすすめします。
上位機種は、スマホでどこをブラッシングするか確認できたり、多彩なブラッシングモードが搭載されています。
ですが、元も子もないことを言って申し訳ないのですが、おそらく使うのは最初だけで、どんどん使わなくなっていくことと思います。
毎日時間をかけてブラッシングすることに、そこまで手間をかけられる方は多くないでしょう。
それでも使いたい機能がある場合に限り、上位機種を選べば良いと思います。
また、選ぶための考え方の一つとして共有したいことが、「自分が使いたい機能がないなら下位モデルを選ぶ」ということです。
オーラルB iOシリーズでいうと、最下位モデルのiO3Sは電動歯ブラシとして必要な機能を全て網羅しています。
そこに上位機種を確認してほしい機能があるなら、その製品を選ぶと後悔が少なくなると思います。
まとめ|オーラルB iO3Sは必要な機能がしっかり揃ってる
総じて、最下位モデルながらも必要な機能はきっちり網羅されている、素晴らしい製品でした。
数々の電動歯ブラシの中でも、あえてこれを選ぶ価値は十分あります。
また、ブラシが左右に回転することも、ブラッシングしている感が出てとても良かったです。
電動歯ブラシを検討されている方は、選択肢のひとつにおすすめします。
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